横浜美術館 「BODY/PLAY/POLITICS」展

横浜美術館にて開催中の「BODY/PLAY/POLITICS」展を見てきました。yokohama.art.museum

国内外のアーティスト6名によるインスタレーションで構成され、それぞれ「身体に込められた社会、歴史」などをテーマとしています。

各作品はスタイルは違えど、そこから「エネルギー」を強く感じるものでした。一見するとポップなアート作品のディティールに違和感が仕込まれていたり、あるいは炎を使った映像作品だったり…。

さらにその「エネルギー」の背景には地域や民族の歴史が含まれており、自分が初見で感じたポップさや美しさの根拠のようなもの、を問いかけられる気分になります。あるいは、自分の美的センスの枠組みを可視化させられるというか。

現代アートに限らず、その作品の良しあしの判断と社会的なコンテクストは不可分…と、頭では分かっていることをありありと見せつけてくる展示です。